〽️お席亭方の義侠心⁈

早々に目標金額が達成できたのは、全国各地のお席亭(関西でいうところの世話人さん)のご支援ご協力によるところも大きかったと思います。

事務局Kがソーゾーシー富山公演に参加した際はふくいらくごよみさんや次元寄席さんがブル掛け会に出資していただいただけでなく、チラシの配布もしていただくなど、本当にお世話になりました。

さらに、福岡のハシビロ企画さん、東京では赤坂で浪曲さん、わわわ企画さん、さらには一号ブル掛けの高木塾さん、奈々福さんの後援会の方まで!

太福さんの周りの方々の新門辰五郎ばりの義理人情の厚さ恐るべし‼︎

経験も知識もゼロの事務局はさらに図々しくも

奈々福さんの後援会さん、オフィスひざふにさん、真山隼人さんにも質問、相談させていただきましたが、みなさん優しく対応していただきました🙇‍♀️ありがたい🙏

皆さんのご協力のおかげで資金の心配がなくなると同時に今度は生半可なモノは出来ない‼︎というプレッシャーも😅

相変わらずデザイン、職人さん探しは難航しておりました。

そしてお店での落語会がご縁で事務局Nがちょいちょい遊びに行っていた真じま着物さんがそんな事務局を見るに見かねて?「新潟県十日町友禅の業者さんに聞いてみましょうか?」

との助け舟を!

 

つづく

 

 

 

 

 

 

〽️奇跡の始まり

2020年11月3日

太福さんが木馬亭定席で初めてトリを取られた日。顔見知りの方々にできたてのチラシをお渡ししました。

それが思わぬ反響を呼ぶことに!

噂が広がり、「詳細がわからない」「振込先は?」「誰がやってるの?」

等々、知人やTwitterを通して色々な質問が飛び交っています。

6日から少しずつ募集しようとのんびり構えていた事務局は大慌てで、かなりのアナログ式な応募方法をご案内。

11月6日

太福さん、玉福会さんにお時間をいただき、皆様の前で初のご案内。

初日から沢山のご応募をいただき、事務局二人感動しながら銀行へ入金に行ったのでした。  

 それから一気に参加表明のメール、そしてご寄付をいただき、お礼のブル掛け会オリジナルステッカーの怒涛の発送作業に追われる日々。

団体名義では口座を開設することが難しく、事務局Kがブル掛け会専用に個人の口座を開設。

「募集を始めた途端、皆様からの振り込みがどんどん入り、通帳記帳に行った時にATMからなかなか出てこないのでひびってしまい、
通帳に印字する、ジジジッっていうのをドキドキしながら聞いてました。」という事務局Kの後日談も。

 ご参加の皆様からの太福さんへの熱いメッセージの数々に「早く太福さんにお伝えしなくては!」とお披露目会でお渡しする予定を変更してメールにてお伝えしました。

また、事務局へのあたたかい励ましのメッセージやお手紙までいただき、感謝感激しながら作業をしておりました。

コロナ禍にもかかわらず、チラシを置きましょうかとお申し出くださった新潮講座さん、直接の募集を許可して下さった道楽亭さん、玉福会さんに感謝感謝です🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️

 そして、皆様のご協力のおかげであっという間に目標金額120万円を達成‼︎さらに目標金額を上回る金額に‼︎

「集まらなかったらどうしよう?」

「クレームが殺到したらどうしよう?」

という事務局の心配は杞憂に過ぎませんでした。

「これはひょっとしてお着物かオマケのブル掛けも作れるかもしれない...。」

と調子に乗り始める事務局😅

 

つづく

 

 

 

 

 

〽️チラシ完成そして募集開始

2020年10月

サトリデザインさんからブル掛け会チラシ案の第一号がDMで届き、そこから続々とステキなサンプルが!

事務局大興奮でなかなか一つに絞れない状態に。

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左の事務局の下書きが、右のこんなステキなチラシに大変身‼︎

サトリさん凄すぎるッ!

サトリさん経由で依頼していた業者さんから刷り上がったチラシが届いた時、ようやくブル掛け計画うまく行くかも⁈と思い始めたのでした。

 そして、玉福会さんのご協力のもと、11月6日の木馬亭独演会にて募集がスタートしました!

つづく

 

 

ブル掛けはなぜ塩瀬か?

ブル掛けはなぜ生地が塩瀬なのか?

との問合せをいただいたので。

そもそも塩瀬とは
【塩瀬:しおぜ】
塩瀬羽二重の略で、厚地の羽二重のことです。新潟県五泉地方が代表的な産地です。経糸を密にして太い緯糸を打ち込み、横畝が現れた織物で、この緯糸は水に浸したぬれ緯糸を用いることで知られています。主として帯地に用いられます。

とか、張りのある生地です。

などと書かれています。

事務局も平野商店さんや、染めのメーカーさん浪曲師の方々に聞いてみましたが、「わからない」そうです。

 今回ブル掛けの染めを担当してくださった秀美さん曰く「この生地は色が入りにくく、ムラになりやすいので、難しい」とのことでした。

 ではなぜ塩瀬にしたのか?

それは奈々福さんの金魚のブル掛けをはじめ、歴代の先生方のブル掛けも塩瀬だから。

という、いたってシンプルな理由です。

 長年ブル掛けを手掛けておられる平野商店さんは塩瀬の扱いに関して蓄積されたノウハウをお持ちなのかもしれません。

 実際、秀美さんの仕上がりは着物の様に柔らかく、当初は裏地を付けない予定でしたが、急遽付けることにした経緯があります。

(高木塾さんの赤富士のブル掛けはもう少し張りがあります。)

画像は実際に今回のブル掛けに使われた生地です。

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〽️休止そして再開

行き詰まった事務局。

しばらくお休もう!と全ての活動を休止。

サトリさんにお願いしていたチラシの作成も休止にしていただきました。

待てば海路の日和あり

 

そして8月末。

そろそろ活動を再開しようとまずはサトリさんにチラシ作成再開の依頼

 事務局3人で試行錯誤でアドレスやブログを作り、9月8日にひっそりとブル掛け会公式ブログを開始。

公式Twitterが使えない以上はチラシに全ての情報を盛り込むしかない!と

事務局で話し合い、さらに太福さんや「赤坂で浪曲」さんにも相談してチラシの内容をまとめました。

 当初は高額の寄付の方はお披露目会ご招待を特典として考えておりましたが、「赤坂で浪曲」さんに「ファンの気持ちに対して金額で区別するようなことはあってはならない。」とのありがたいご意見をいただき、(ステッカーは既に3種類作成していたのでそのまま💦)お披露目会にご参加の方全員から木戸銭をいただくことになりました。

 ここで事務局の一人が体調を崩し、事務局を脱退。二人でやるしかない状況に😱😱😱

すいません、まだまだつづきそうです💦

 

 

 

デザイン探し五里霧中⁈

2020年3月

金沢へ行った際には加賀友禅の会館を見学、

たまたまお話を伺った方が加賀友禅のすごい先生で手掛けた作品の数々を見せていただき、感動!こちらにお願いしよかと思い始める。

 奈良でサトリさんからステッカーを受け取った翌日は某先生のブル掛けを手掛けた京都嵐山の旗屋さんの事務所を訪問。

関西のブル掛けは塩瀬(絹)にこだわらないらしいことが判明。絹じゃないとお値段も安い!予算に応じて依頼する工房が違ってくるそう。

他にも紅型の作家さんの展示会、イラストレーターや画家の展示会、美術館、工芸館、手ぬぐい等々、デザインと職人さんを探しは続く。

 どこでもまずは「テーブル掛けとは」そもそも「浪曲とは」から説明しなくてはならないので、事務局の拙い説明でどこまで伝わっているのかすらわからない状態からの作成可能か?予算は?等を聞くのが難題でした。

そんな中、4月に緊急事態宣言😱

全ての会が中止になってしまいました😱😱

太福さんの独演会でコツコツ募集する作戦は諦め、公式Twitterなどを作ってSNSで拡散しようと太福さんに相談したところ、「そこまで広げるのはちょっと...。」とのお返事。

 平野商店さん、高木塾さんに詳細を聞いた上で事務局がはじき出したブル掛け目標金額は120万円‼︎

「ど、どうしよう😱😱😱」

つづく

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デザイン、職人さん探しの旅の始まり

デザイン探しの旅の始まり

 

2020年2月事務局NとK(一応区別の為)と影の事務局?Yさんと3名で平野商店さんへ。


太福さん情報により

ブル掛けの生地は塩瀬。

関東の浪曲師はほぼ平野商店さんで作っている。

平野商店さんは歴代の先生方のブル掛けデザイン画をお持ち。

という予備知識しか持たないまま訪問。

快くデザイン画を見せていただき「おぉ!あの先生のだ!」「あ、大阪のあの方のもある!」と大興奮の事務局。

色々とお話を聞くうちに、現在はデザイン画をパソコンで取り込み、京都で染める為、昔ながらの手描きの職人さんはいないということが判明!😱

そしてデザイン画が必要とのこと。😱😱

平野商店さんに行けばなんとかなるだろうと軽く考えていた事務局。

ここからブル掛けデザイン、職人さん探しの旅が始まったのでした。

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高木塾さんのデザイン画

つづく