〜ブル掛け奥の細道〜

〽️ブル掛けのたたみ方編〜

 

ブル掛けにはそれぞれのブル掛けのたたみ方があります。
なぜなら、絹なので一度シワがついてしまうと取れにくいから。(諸説あります)

 たたみ方は先輩と一緒にたたみながら、覚えていくそうです。

太福さん曰く
「大体のパターンはあるんですが、”必ずこのたたみ方”みたいな決まりはなく、1枚ずつ折り目を確認しながら、二人一組で呼吸を合わせつつ、丁寧に、たたみます」
とのこと。

ということで、今回はブル掛けのたたみ方を動画で。(真山隼人さんの配信にインスパイアされました。)

 今回は太福さんとみね子師匠のお弟子さん、鈴(りん)さんがたたんでいるところを撮らせていただきました。
画像がブレているのはご愛嬌😅

ちなみにこちらのテーブル掛け、真ん中と背掛けは玉川桃太郎師匠から、湯飲み掛けは先代の東家三楽師匠から譲り受けたそうです。

(詳細は浪曲師 玉川太福読本 21頁参照)

✳︎こちらに動画を貼り付けることができない為、ツイッター画像をご覧下さい

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このように、テーブル掛けは大事に大事に取り扱われております。
正絹で、さらにこの大きさなので、

クリーニング屋さんも「クリーニングは無理!」とのこと。

狭〜い会場で最前列に座ると、
「すぐ足共にブル掛けが!」ということもありますので、
ブル掛け踏み踏み(ご法度!)には、くれぐれも気をつけましょう。